当別町 /  住宅 屋根塗装工事

お取引業者のH様から、当別町にある住宅の屋根塗装の工事を、ご依頼いただきました。

今回、ご依頼をいただいた屋根の現状を確認しましたところ、屋根全面にチョーキング現象が見受けられ、サビがある箇所や板金表面には小さな穴も見受けられました。既存のコーキング箇所も劣化が進んでおり、下地と密着してない箇所やコーキング材が無くなっている箇所もありました。

現状の状態を放置してしまいますと、雨漏りの原因へと繋がりますので、穴のある箇所と既存のコーキング箇所は、全てコーキング補修をしました。その後、塗装の施工となりました。

以下、施工写真です。

施工前写真

           

 

屋根の表面を手で触って見ますと、チョーキング現象が見受けられました。

チョーキング現象とは、紫外線によって塗料が劣化し粉化してしまう事を言います。塗料の目的である水を弾く性能が完全に無くなっているので、塗料の寿命が尽きている事が分かります。

 

塗装工事

板金ハゼ締め

ハゼ(板金の折り込み部分)の緩みがありましたので、ハゼ締め機を使って締め直します。

※ハゼ部分に緩みがありますと、緩んだ隙間から雨水が入り込み雨漏りの原因へと繋がる可能性があります。

 

ケレン作業

・ケレン作業前

   

 

・ケレン作業

   

ケレン作業は、とても大事な工程です。

ケレン作業を怠ると、屋根の下地と塗料の密着性が弱くなり数年経過すると、塗料が剥がれる事がありますので、必ず入念なケレン作業を行います。

 

・ケレン作業後

 

 

ケレン後清掃

ケレン作業後、蓄積された屋根の汚れやケレン作業で出たゴミ等を清掃します。

 

 

コーキング

施行前

       

 

➀ プライマー処理

   

下地とコーキングの密着性を高める為に、必ずプライマー処理を行います。

 

② コーキング剤の打込み作業

板金の奥にまで、均等に隙間なくコーキング剤を注入する事を意識して打ち込みます。

 

③ コーキング仕上げ作業

 

【コーキング施工完了後】

       

 

下塗り(サビ止め)

下塗りで使用した塗料は、エスケー化研さんの「マイルドサビガード」になります。

 

 

【下塗り完了後】

       

 

中塗り

中塗りで使用した塗料は、エスケー化研さんの弱溶剤2液型「ルーフスターSi」になります。

 

塗膜を厚付けするために塗料の希釈量を極力減らし、塗料をたっぷりと均等に塗装することを意識して丁寧に塗り込みます。

 

【中塗り完了後】

       

 

上塗り

上塗りで使用した塗料は、中塗りで使用した同じ塗料になります。

 

中塗りと同様に、塗膜を厚付けするために塗料の希釈量を極力減らし、塗料をたっぷりと均等に塗装することを意識して丁寧に塗り込みます。

 

施工完了

           

 

以上で、塗装工事は完了です。

 

 

施工前と施工後の比較写真

                 

 

最後に

本工事の『塗装工事施工保証書』と『作業報告書』を作成し、工事で使用した材料の『タッチアップ材』をお客様にお渡しします。

 

 

こちらで、H様からご依頼をいただいた、屋根塗装工事は完了です。

H様、この度は弊社に塗装工事をご依頼していただき、誠にありがとうございました。

 

弊社は、外壁・屋根塗装の塗装工事だけではなく、お客様の住宅の付帯設備他、小さな物から一点一点ご依頼をお受けしておりますので、お気軽にご相談下さい。宜しくお願いいたします。

※付帯設備=ホームタンク・手摺・物置・基礎 他、外壁屋根以外の付属設備の事を言います。