長沼町 S様邸 / 屋根・付帯設備塗装工事

長沼町のS様から倉庫の屋根・付帯設備塗装工事を、ご依頼いただきました。

今回、塗装をするのは住居ではなく倉庫になります。屋根・付帯設備塗装工事をする上でのお客様のご要望は、倉庫なので塗装費用を極力かけず、塗装の耐久性も考えた塗装工事にしたいとのご要望でしたので、お客様と塗装をする回数や塗装で使用する材料を、ご相談した上での施工となりました。

施工内容は、屋根・シャッター・コーキング打替えになります。

以下、施工写真です。

塗装工事

屋根

・施行前

 

 

・ケレン作業

 

ケレン作業は、とても大事な工程です。

ケレン作業を怠ると、屋根の下地と塗料の密着性が弱くなり数年したら塗料が剥がれる事もありますので、必ず入念なケレン作業を行います。

(特に下地が弱く塗膜が剥がれている箇所には、細かい耐水ペーパーを使い再度念入りに古い塗膜を落とします。)

 

・高圧洗浄

ケレン作業後、高圧洗浄を行い蓄積された屋根の汚れ、ケレン作業で出たゴミ等を洗い流します。

 

・上塗り

上塗りで使用した塗料は、水谷ペイントさんの「PSマイルドSコート」になります。

こちらの塗料は、1回塗りで通常のシリコン樹脂塗料2回塗りに匹敵する耐候性を持ちます。(塗料の塗り回数は、各塗料メーカーの規定によって仕様が定められており、商品によって塗り回数が異なります。メーカーに定められた回数を塗ることで、理想的な塗膜の厚みができ塗料本来の機能を十分に発揮することができます。一般的に屋根塗装で使用されている、各塗料メーカーの定められている塗り回数は、通常2回が基本になります。)

注意:各塗料メーカーの定められた塗り回数を塗らなければ、塗料に不具合があった場合に塗料メーカー保証を受けることができません。

 

今回、ご依頼をいただいた屋根の状況は、10年くらい前に一度塗装をされた屋根になります。屋根本体の塗料の劣化は見られましたが、サビの腐食は見られませんでした。

お客様が費用を極力落としたいとのご要望がありましたので、「PSマイルドSコート」をお勧めさせていただき使用する事になりました。

「PSマイルドSコート」は、施工費用の面でお安く施工できるメリットがあります。(塗料の詳細を知りたい方は、こちらをクリック。)

 

塗膜を厚付けするために、塗料をたっぷりと均等に塗装することを意識して丁寧に塗り込みます。

 

・施工完了

 

 

シャッター

・施行前

 

 

・ケレン作業

 

塗料の剥がれやサビが発生している箇所は、特に入念なケレン作業をします。

 

・高圧洗浄

 

・下地処理

現状打たれていたコーキングが、変性シリコンではなく通常のシリコンで打たれていました。

通常シリコンには塗料が密着しないので、密着性を高める為に下の写真の下地調整剤を使用しました。

下地調整剤は、関西ペイントさんの「シープラ」になります。

 

・下塗り(サビ止め)

下塗りで使用した塗料は、エスケー化研さんの「マイルドサビガード」になります。

 

【下塗り完了】

   

 

・上塗り

上塗りで使用した塗料は、エスケー化研さんの弱溶剤2液型「ルーフスターSi」になります。

 

【施工完了】

     

 

コーキング打替え

・施工前

 

 

・コーキング撤去

   

 

・プライマー処理

 

コーキング撤去後、下地とコーキングの密着性を高める為に、必ずプライマー処理を行います。

 

・コーキング剤の打込み作業

壁側の奥にまで、均等に隙間なくコーキング剤を注入する事を意識して打ち込みます。

 

・コーキング仕上げ作業

 

【施工完了】

   

 

以上で、塗装工事は完了です。

 

 

施工前と施工後の比較写真

           

 

最後に

本工事の『作業報告書』を作成し、工事で使用した材料の『タッチアップ材』をお客様にお渡しします。

 

 

こちらで、S様邸 倉庫の屋根・付帯設備塗装工事は完了です。

S様、この度は弊社に塗装工事をご依頼していただき、誠にありがとうございました。

 

弊社は、外壁・屋根塗装の塗装工事だけではなく、お客様の住宅の付帯設備他、小さな物から一点一点ご依頼をお受けしておりますので、お気軽にご相談下さい。宜しくお願いいたします。

※付帯設備=ホームタンク・手摺・物置・基礎 他、外壁屋根以外の付属設備の事を言います。